夏子のエリトリア突撃‼️

HEAVENESEツアーコーディネーターの夏子でーす。

4月19日から1週間弱、エリトリアの首都アスマラに行ってきました。

去年の夏に、エリトリア国文化スポーツ庁よりオフィシャルの招聘レターを頂き、5月のエリトリア独立28周年記念週にHEAVENESEが呼ばれたのですが・・・・


時間の流れ方?文化?の違いでしょうか、なかなか情報が来ず。

せっかちで心配性の日本人の私にとっては、いてもたってもいられず、自ら渡航することを決めて、一人で乗り込んできました。


アスマラ空港到着してからの第一印象。小さい!でも

「空が広くて青い!人が少なくて、すっきりしている!!」

アスマラインターナショナルエアポート

エチオピアの首都アディスアベバほどではないけど、もっと人混みをイメージしていましたが、車も少なく、その代わりに自転車に乗っている人が多い。

なんだか日本みたい。


空港から市内までも近く、遠く離れたアフリカといえども、近く感じました。

これはエチオピア航空がエチオピアからエリトリアまで飛べるようになったからなのでしょう。



滞在期間中は、主催者さんとの打ち合わせ、会場下見、楽器&音響機材のチェックなどライブを実現させるためにできる限りの詳細をつめようと思っていましたが、なかなか自分の思い通りにはいきませんね。


「君何しにきたの?まだ一ヶ月もあるじゃないかぁ! ここまで細かく質問されたことは一度もないよ。これは文化の違いだね。ここはアフリカさ」


と言われてしまいました😅


日本とは違う時間でいきている優しいエリトリア人


でも、お互いいやな思いは抱いていません。文化の違いをAdaptすることはできないけど、Understandingすることが大事だね、というところで腑に落ちました。


もう1ヶ月後に迫っているのに、国家的行事のまプログラムさえも決まっていない状態。

それで大丈夫なのか伺ったところ、「1ヶ月もあるからNO PROBLEM!」と。


えー、ほんとにぃーー???



5月21日の公演は、Cinema Romaというイタリア植民地時代に建てられた映画館。

ロビーエリアはカフェになっており、昔の映写機も飾られていて、クラシカルな雰囲気を醸し出しています。




ちなみにアスマラには今もたくさんのイタリア植民地時代のシネマやホテル、教会などが残っています。

アスマラ市全体がユネスコ世界遺産に登録されているそうです。

レトロモダンな建築物は、日本ではみられない光景です。




5月22日の公演は、City Parkという大通りにある公園のそば。独立記念週は道路を封鎖して、仮設ステージを建てます。




何がどうなるか当日まで何もわからないスリリングは渡航。

これがHEAVENESEの海外公演の醍醐味なのかもしれないです。



それにしても、アスマラの方は本当に親切で。

お互いを労わりあって、助け合って生きているのをまじまじとみました。

どこか日本人が失ってしまった部分なのか。


同じ地域に住む方が亡くなったら、その方に思いを馳せ、みんなで祈る。掲示板にも載せているくらいオープン。

ましてや、どこの誰か自殺をしたとなると、市全体に広まり大ニュースになるくらい。

そのくらい 、自分も相手も大事な存在であることをみんなわかっている。


先進国の中で一番自殺者が多いと言われる日本。

日本のことをあまり知らないエリトリアのみなさんに日本はいい国なんでしょ、いろいろ進んでいるでしょ、と言われると胸が痛む。


テクノロジーは確かに進んでいる。物も溢れている。自由に 国外に出れるし、言論の自由もある。しかしながら、心にぽっかり穴があいている人も実は多いんだ、ということを説明している時、「なんでそんなことがあるんだろう?」とポカンとした表情で聞いていました。


独裁国家だからこそ、安全。エリトリア正教、カトリック、イスラム教、プロテスタント、の宗教が存在しており、それぞれの建物が目と鼻の先にありますが、宗教対立もなく。

危険な目には全く遭わず、唯一、昼間に酔っ払いに絡まれたくらい。それはどこの国でもあることです。


でも、独裁国家だからこそ、束縛されている面もちらほら見受けられました。

政治のシステムに100%満足しない国民はいます。

私が仲良くなった若者達もそう。

それはどこの国もそうだと思います。ただ、そんな彼らを見て素晴らしいなと思ったのは、エリトリア以外の国に行ったことがないから比べるものがないのか、単純に自尊心が高いからなのか、エリトリア人としてエリトリアに生まれてきたことを誇り高く思っていること。

若者からも学ばされますが、

現地の大学の教授は、最近のアスマラの若者達は、西洋文化に憧れ過ぎて、国を出たがる、だけど、日本を見習って、自分の国に残りたいと思える若者が増えてほしい、ともおっしゃっていました。


子供からご年配の方々まで、みなさん体験していることも考え方もそれぞれ違いますが、音楽でpeople to peopleを繋げられる外交の働きができるのはHEAVENESEだと大使がおっしゃってくださったので、大使の期待も裏切らないように、人々の心に響く公演になることを祈るばかりです!


現地で出会った青年が善意で作ってくれたフライヤー

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