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港崎遊郭
1859年(安政6年)5月20日に横浜で開業した遊廓。現在の横浜公園にあった。大火で何度か移転し、吉原町遊郭、高島町遊郭、永真遊郭など移転の度に呼び名が変わった。
ウィキペディアでは開業日を11月10日としているが、「逢瀬」では川元祥一による『開港慰安婦と被差別部落』基づきき、5月20日している。
吉原に倣って建てられた港崎遊郭の全景。大門を入りまっすぐ進むと左手に岩亀楼があるのがわかる。
開港当時の横浜全景。左手下部に港崎遊郭が見える。太田屋新田を埋め立てた中に、忽然と浮かび上がる様子がよくわかる。
開港当時の横浜の地図。中央したが港だ。運上所(税関)を抜けてまっすぐ進むと港崎遊郭がある。
地図を見てわかるように、遊郭は四方を堀で囲まれており、海から繋がっている。長崎の出島のように、異国人を完全に囲い込む構造になっている。異人は小舟で登楼する者が多かった。
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